安曇野市議会 > 2022-02-07 >
02月15日-01号

  • "安曇野市国民健康保険税条例"(/)
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  1. 安曇野市議会 2022-02-07
    02月15日-01号


    取得元: 安曇野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-06
    令和 4年  3月 定例会安曇野市告示第40号令和4年安曇野市議会3月定例会を、次のとおり招集する。   令和4年2月7日                      安曇野市長 太田 寛1 期日  令和4年2月15日(火)2 場所  安曇野市議場          ◯応招・不応招議員応招議員(22名)  1番  矢澤毅彦       2番  中村芳朗  3番  大竹啓正       4番  増井裕壽  5番  岡村典明       6番  辻谷洋一  7番  橋本裕二       8番  臼井泰彦  9番  小林陽子      10番  松枝 功 11番  竹内秀太郎     12番  中村今朝子 13番  林 孝彦      14番  井出勝正 15番  増田望三郎     16番  猪狩久美子 17番  召田義人      18番  内川集雄 19番  宮下明博      20番  小林純子 21番  一志信一郎     22番  平林 明不応招議員(なし)          令和4年安曇野市議会3月定例会議事日程(第1号)                  令和4年2月15日(火曜日)午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告第4 報告第1号 債権放棄の報告について(夜間急病センター診療費自己負担金に係る債権)   報告第2号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について(道路事故に関すること)第5 議案第1号 組織改編に伴う関係条例の整理に関する条例           安曇野市組織条例の一部改正           安曇野市行政改革推進委員会設置条例の一部改正           安曇野市職員定数条例の一部改正           安曇野市穂高健康支援センター条例の一部改正           安曇野市介護保険条例の一部改正           安曇野市消防委員会条例の一部改正   議案第2号 安曇野市教育に関する事務の職務権限の特例を定める条例           安曇野市都市公園条例の一部改正           安曇野市体育施設条例の一部改正           安曇野市スポーツ推進審議会条例の一部改正   議案第3号 市長の権限に属する事務の委任に関する関係条例の整理に関する条例           安曇野市児童館条例の一部改正           安曇野市児童遊園条例の一部改正           安曇野市保育所条例の一部改正           安曇野市児童クラブ利用者負担金条例の一部改正           安曇野市子ども子育て会議条例の一部改正           安曇野市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正           安曇野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正           安曇野市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正           安曇野市立認定こども園条例の一部改正   議案第4号 安曇野市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例   議案第5号 安曇野市個人情報保護条例の一部を改正する条例           安曇野市情報公開条例の一部改正   議案第6号 安曇野市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例   議案第7号 安曇野市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例   議案第8号 安曇野市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例   議案第9号 安曇野市男女共同参画推進条例の一部を改正する条例   議案第10号 安曇野市ふるさとづくり基金条例を廃止する条例   議案第11号 安曇野市重度心身障害者福祉金に関する条例の一部を改正する条例   議案第12号 安曇野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例第6 議案第13号 令和3年度安曇野市一般会計補正予算(第8号)   議案第14号 令和3年度安曇野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)   議案第15号 令和3年度安曇野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)   議案第16号 令和3年度安曇野市介護保険特別会計補正予算(第3号)   議案第17号 令和3年度安曇野市上川手山林財産特別会計補正予算(第1号)   議案第18号 令和3年度安曇野市北の沢山林財産特別会計補正予算(第1号)   議案第19号 令和3年度安曇野市有明山林財産特別会計補正予算(第1号)   議案第20号 令和3年度安曇野市富士尾沢山林財産特別会計補正予算(第1号)   議案第21号 令和3年度安曇野市穂高山林財産特別会計補正予算(第1号)   議案第22号 令和3年度安曇野市有明荘特別会計補正予算(第2号)   議案第23号 令和3年度安曇野市水道事業会計補正予算(第2号)   議案第24号 令和3年度安曇野市下水道事業会計補正予算(第1号)第7 議案第25号 令和4年度安曇野市一般会計予算   議案第26号 令和4年度安曇野市国民健康保険特別会計予算   議案第27号 令和4年度安曇野市後期高齢者医療特別会計予算   議案第28号 令和4年度安曇野市介護保険特別会計予算   議案第29号 令和4年度安曇野市上川手山林財産特別会計予算   議案第30号 令和4年度安曇野市北の沢山林財産特別会計予算   議案第31号 令和4年度安曇野市有明山林財産特別会計予算   議案第32号 令和4年度安曇野市富士尾沢山林財産特別会計予算   議案第33号 令和4年度安曇野市穂高山林財産特別会計予算   議案第34号 令和4年度安曇野市産業団地造成事業特別会計予算   議案第35号 令和4年度安曇野市有明荘特別会計予算   議案第36号 令和4年度安曇野市水道事業会計予算   議案第37号 令和4年度安曇野市下水道事業会計予算第8 議案第38号 債権の放棄について(地方自治法第96条第1項第10号)   議案第39号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野しゃくなげの湯)   議案第40号 市道の廃止について   議案第41号 市道の認定について   議案第42号 安曇野市・松本市山林組合規約の変更について---------------------------------------出席議員(22名)   1番  矢澤毅彦       2番  中村芳朗   3番  大竹啓正       4番  増井裕壽   5番  岡村典明       6番  辻谷洋一   7番  橋本裕二       8番  臼井泰彦   9番  小林陽子      10番  松枝 功  11番  竹内秀太郎     12番  中村今朝子  13番  林 孝彦      14番  井出勝正  15番  増田望三郎     16番  猪狩久美子  17番  召田義人      18番  内川集雄  19番  宮下明博      20番  小林純子  21番  一志信一郎     22番  平林 明欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長     太田 寛     副市長    中山栄樹  教育長    橋渡勝也     総務部長   久保田剛生  政策部長   高嶋雅俊     財政部長   宮澤 修  市民生活         山田真一     福祉部長   矢口 泰  部長  保健医療         鳥羽 登     農林部長   赤澤哲也  部長  商工観光            都市建設         久田裕治            坪田浩昭  部長              部長  上下水道         堀内寅生     教育部長   平林洋一  部長                  政策経営  総務課長   丸山一弘            丸山修一                  課長---------------------------------------事務局職員出席者  事務局長   細田昌伸     次長     青木規素  議事係長   山田なつ子--------------------------------------- △開会及び開議の宣告 ○議長(平林明) 令和4年2月15日火曜日、開会に当たり御報告申し上げます。 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、議場内ではマスク等着用とし、会議中の発言もマスク等着用のままとしますので、お願いいたします。 これより令和4年安曇野市議会3月定例会を開会いたします。 ただいまの出席議員数は22名で、定足数に達しております。 よって、直ちに本日の会議を開きます。                             (午前10時00分)--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(平林明) 最初に、議事日程の報告を申し上げます。 本日は、市長より報告2件、議案42件が提出されております。あらかじめ皆様にお配りしましたとおりでございます。 本日の議事は、お手元の議事日程第1号により進めてまいります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(平林明) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員には、会議規則第81条の規定により、7番、橋本裕二議員、8番、臼井泰彦議員、9番、小林陽子議員を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(平林明) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月18日までの32日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(平林明) 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から3月18日までの32日間と決定いたしました。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(平林明) 日程第3、諸般の報告をいたします。 諸般の報告については、市長から、地方自治法第243条の3第2項の規定により、令和4年度安曇野市土地開発公社事業会計予算書が、また、監査委員からは、地方自治法第199条第9項の規定により、令和3年度定期監査報告書及び同法第235条の2第3項の規定により、例月現金出納検査報告書がそれぞれ議会に提出されております。 なお、議長の諸会議等出席状況はお手元にお配りしたとおりでございます。御承知おき願います。--------------------------------------- △市長挨拶 ○議長(平林明) ここで、市長から発言を求められております。これを許します。 太田市長。     (市長 太田 寛 登壇) ◎市長(太田寛) 皆様、おはようございます。 定例会開会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 本日、令和4年安曇野市議会3月定例会を招集させていただきましたところ、議員各位におかれましては御出席を賜り、お礼を申し上げます。 まず、新型コロナウイルス感染症の現状でございます。 安曇野市においても連日新規感染者が確認され、いまだ収束が見えておりません。今回の感染拡大は、感染力が強いオミクロン株の置き換わりの影響と言われております。市民の皆様にはいま一度危機感を持ち、引き続き基本的な感染防止対策を徹底していただくようお願い申し上げます。 また、既に御承知のとおり、1月27日から2月20日までの期間、長野県にまん延防止等重点措置が適用されております。当市では1月26日、対策本部会議を開催し、対応方針を決定いたしました。この中で、生活に必要な場合を除き、県境をまたぐ移動を控えていただくことや、飲食店の皆様には時短営業など、長野県実施方針に沿った対応をお願いしていくことといたしました。さらに、社会機能維持のため、認定こども園や私立保育園、小・中学校、高齢者施設等にお勤めで濃厚接触者と判断された方等を対象に、抗原検査簡易キットを配付することといたしました。 なお、市の公共施設につきましては、一部施設で新規予約を停止しておりますが、基本的な感染防止策を徹底した上で運営することを決定しております。 次に、市役所等においても感染症陽性者や濃厚接触者と判定されたケースが発生しております。改めまして全職員にマスク着用等の基本行動に加え、感染が疑わしい場合は出勤を見合わせることを指示し、1月12日からは時差出勤も再開しております。 また、市立認定こども園では、幾つかの園において複数の保育士、園児が陽性者となり、感染拡大を防止、食い止めるため全面休園をいたしました。保護者の皆様には長期の休園となり御迷惑をおかけいたしますが、感染症拡大防止のため、やむを得ない措置であることを御理解いただきたいと存じます。改めて感染対策を徹底するとともに、関係者の心のケアに配慮してまいります。 続きまして、今後のワクチン接種の予定でございます。 3回目の追加接種につきましては、18歳以上の全ての対象者について、2回目の接種から6か月経過後に接種が受けられるようスケジュールを前倒しして進めております。 2月14日現在、対象者の接種率は26.68%となっております。接種券が届いた皆様は、できるだけ早めに予約して接種を受けていただき、感染拡大防止重症化リスクの低減に努めていただくようお願いしているところでございます。 また、5歳から11歳の小児へのワクチン接種が承認され、3月から実施されることになりました。市では3月19日から保健センターにおいて集団接種を実施してまいります。 続いて、新型コロナで影響を受けている事業者の支援についてです。 落ち込んだ消費の影響で苦しい状況にある市内事業者の皆さんを支援するため、通算3回目となるプレミアム付き商品券「ささえあいプレミアム商品券」事業に取り組んでおります。30%のプレミアムをつけた10,000円の商品券を50,000セット用意し、お申込みいただいた方に購入券はがきを発送しています。購入期間は2月18日から3月18日までで、市内登録店舗におきまして2月18日から4月30日まで御利用いただけます。 なお、商品券は6,800セットほど残りがあり、2月17日から24日まで追加募集をいたします。 また、第6波及びまん延防止等重点措置の影響で、一定以上売上が減少したものの、事業継続の意思がある事業者の方へ追加支援を予定しております。これは、国が実施する事業復活支援金を申請した方に、さらに市から10万円を支給するもので、必要な事業費を令和3年度補正予算に計上いたします。国の支援金事業の活用により速やかな支給につなげてまいりたいと考えております。 さて、コロナ禍の状況ではありますが、昨年10月の竣工式後、開館に向け準備してまいりました安曇野市総合体育館ANCアリーナが1月15日にグランドオープンいたしました。 コロナの状況を考慮し、残念ながらオープニングイベントは中止いたしましたが、総合体育館を含む豊科南部総合公園の管理運営は、1月1日から指定管理者であるミズノ・安曇野市スポーツ協会・アシスト&ソリューションによって始まっております。多くの皆様にスポーツのする・見る・支えるを体感していただき、幅広い年齢層の方の体力づくりと健康長寿、また市民交流につながる施設となるよう願うところであります。 また、1月9日には同会場におきまして令和4年成人式を開催し、755人が参加いたしました。新成人の皆さんにはこの機会を通じ、ふるさとを愛し、多くの方がまちづくりに参画していただくことを願っております。 さて、本議会では、私の下で初めて編成した当初予算案について御審議いただきますが、その基礎となる実施計画につきましては、私の就任前から編成作業が始まっておりました。これを私の市長就任後、公約のそれぞれと整合し、実現が図れるものといたしました。 それでは、以下、令和4年度の実施計画における重要施策から、かいつまんで御説明を申し上げます。 まず、重要施策の一つである「質の高い行政経営の推進」、この中に位置づけております組織改編について申し上げます。 公約の実現並びに組織体制の強化、業務の効率化等の観点から、令和4年4月より市役所組織を改編いたします。改編の方針ですが、強化すべき部署の体制見直し、関連性のある業務の集約、役割の明確化などとして、現行の12部42課99室係から11部40課94室係の体制へ改めます。 改編の要点としては以下の5点になります。 1点目として、市長直轄の危機管理監を新設し、危機事案に対し、トップダウンにより迅速かつ的確に対処できる体制を確立します。 2点目として、行政のデジタル化、DXを推進するため、行革デジタル推進課を新設します。デジタル技術の利活用を徹底的に進め、効率的かつ効果的な行財政運営に取り組むとともに、各種手続の利便性を高めるなど市民サービスの向上を図ります。 3点目は、コロナ禍で地方への移住に関心が高まる中、これを好機と捉え、移住定住推進課を新設します。空き家、空き店舗の活用などを図り、住んでみたい、そして住み続けたいまちを目指し、移住希望者への相談、支援体制などの充実に努めます。 4点目として、商工観光スポーツ部を新設し、観光とスポーツの連携強化のため、スポーツ推進課を設け、安曇野をアウトドアスポーツの聖地としてPRいたします。また、安曇野市総合体育館市民スポーツの拠点施設とし、プロスポーツとも連携しながら、スポーツの一層の振興を図ります。 5点目ですが、子ども・子育て・家庭支援業務の一元化のため、福祉部と教育部に分かれていた子供に関する業務を教育部へ統合します。一貫した理念の下に保育と教育が行われる体制を整備し、幼児から18歳までの子供と家庭の支援や子育ての相談を集約し、市民の利便性を高めます。 以上、令和4年度からの組織改編について申し上げました。 続きまして、新型コロナ感染症による影響を受けている観光業者に対する支援としての観光対策です。 安曇野市ではアフターコロナを見据え、4月29日から5月15日まで17日間開催される穂高神社式年遷宮を観光振興の絶好の機会と捉え、観光誘客イベント等により、コロナ禍で落ち込んだ市内経済の活性化を図ります。 長野県観光部と長野県観光機構においては、この3月から1年間を信州観光復興元年と位置づけ、そのスタートとして、穂高神社式年遷宮と善光寺御開帳、諏訪大社御柱祭、飯田お練りまつりを県下4大催事に位置づけ、誘客キャンペーンを展開していきます。 本市におきましても、既に観光協会をはじめ関係の皆様による観光復興イベント実行委員会が発足し、にぎわいの創出と市内周遊の機会を提供する準備を進めていただいております。 現時点での取組内容ですが、復興イベントを「あづみ野てらす」と銘打ち、穂高神社北側駐車場を会場に、安曇野のオリジナル作品を中心としたブースを出展します。グルメ、クラフト、アウトドア、芸能音楽など、御遷宮の期間中毎日開催します。 誘客につきましては、新聞、雑誌等への掲載のほか、チラシ、ポスターを長野市、諏訪市、また中信4市の観光広報センターなどに配置し、併せてSNSなどを使い広告宣伝をいたします。 また、交通関連では、JR東日本長野支社の臨時列車を運行調整していただき、期間中は明科駅から穂高神社までの無料シャトルバスを運行いたします。 また、別件ではございますが、去る2月7日にJRグループから2022年青春18きっぷについて発表がありました。青春18きっぷは、春・夏・冬シーズンの年3回発売になりますが、このうち春シーズンのPRポスターに大糸線の安曇追分駅の写真が使われることになりました。ポスターは全国の駅に張り出されます。多くの方の目に留まり、安曇野市に関心を持っていただくきっかけになるものと期待しております。 なお、このポスターは本日から東正面玄関にも設置をしております。 これまでJR東日本様とは、コロナ後の観光誘客を見据え、どのような取組ができるか御相談させていただきました。今回このようなお話をいただき大変感謝しております。安曇野市内には11のJRの駅がございます。駅を基点とした観光をどう広げていくか、今後もJR東日本様と相談させていただきながら、一緒に取組を進めてまいりたいと考えております。 次に、地球温暖化対策についてです。 従来の安曇野市地球温暖化対策実行計画を改定し、第2次安曇野市環境基本計画の中へ組み込んだ上、中間見直しを実施いたします。その中で、2050年カーボンニュートラル実現に向けまして市独自のロードマップを検討し、ゼロカーボン宣言に向けて取組を推進します。 なお、脱炭素社会の実現に向け、広く松本地域の産学官の力を結集させる趣旨で、松本市長と信州大学学長が発起人となり、松本平ゼロカーボンコンソーシアムが設立される予定であります。こちらへの参加を去る2月1日に、お声かけをいただいた臥雲松本市長にお伝えしたところであります。 また、関連して、市が所有する森林の整備についても若干申し上げます。 現在、市有林の9割が成熟した60年生以上の森林となっております。友好都市等も含めた公共施設への木材利用に併せ、計画的に伐採を実施し、健全な市有林を管理していきます。この伐採に併せ、新たに植林を実施することで、持続可能な森林の管理が行われ、CO2吸収にも資する好循環を築いていきます。 なお、市有林での企業と連携した森づくりとして、安曇野エア・ウォーターの森、ゴールドパック常念湧水の森林(もり)での活動を新たに実施してまいります。 次に、防災体制の充実について申し上げます。 まず、地域の国土強靭化に関する基本計画であります安曇野市国土強靭化地域計画についてです。 全国的に地震や台風等の自然災害が激甚化、頻発化する中、様々な自然災害から市民を守り、安曇野市の防災・減災の施策や事業を総合的かつ計画的に進めていくための指針として、安曇野市国土強靱化地域計画の策定に取り組んでいるところです。 現在、計画案がほぼまとまり、2月16日から3月17日までパブリックコメントを実施し、3月末までに策定し、公表いたします。 今後、安曇野市地域防災計画及び分野別計画等の見直しに当たって、強靭化地域計画の指針と相互に整合を取って進めてまいります。 次に、広域排水事業で整備したあづみの排水路等の広域排水路の監視システムの機器更新と監視箇所の新設を行い、防災体制の整備を図ります。 今まで広域排水監視所のみで確認していた水位、現地カメラでの状況確認が、インターネットに接続した端末で確認可能となります。これにより、ゲリラ豪雨や夜間における増水等への迅速な対応が可能となり、災害リスク軽減につながるものと期待しております。 続いて、防災対策の課題の一つでもある空き家対策についてです。 冒頭の組織改編で申し上げました移住定住推進課において、予防・保全・適正な管理と利活用を官民連携して取り組むため、令和5年度から5年間の第2次安曇野市空家等対策計画策定に着手します。 また、空家対策補助金の実績やニーズを検証し、環境保全と移住定住促進につながるよう制度改正に取り組みます。 そのほか、特定空き家等の早期解消や利活用促進のため、令和3年度の市民協働事業をモデルに、所有者と利用者のマッチングを強化する対策を推進いたします。 続いて、そのほかの課題について申し上げます。 まず、出産、子育ての充実についてです。 12月議会でも申し上げましたが、福祉医療費給付事業において、令和4年4月より、乳幼児等の年齢要件を15歳到達年の年度末から18歳到達年の年度末まで拡大いたします。今回拡大対象となる年齢の対象者は約2,300人で、乳幼児等、ひとり親世帯の子及び障がい者全ての資格において、18歳の年度末までの児童は1レセプト当たり500円の負担で受診できるようになります。これにより子育て世帯の医療費負担の軽減と早期受診の促進が図られるものと期待しております。 なお、実施に伴う条例改正と年齢拡大に伴う必要経費の予算を本議会に上程しております。 次に、小児のインフルエンザ予防接種費用助成につきましては、2回の接種が必要な生後6か月から12歳までの小児に対して、令和4年度から助成できるよう予算案に計上いたしました。1回の接種につき1,000円を上限に費用を公費で負担し、保護者の負担軽減を図るとともに、安心して子育てができる環境の醸成に努めてまいります。 子育てに関連して、三郷東部認定こども園について報告いたします。 同園の園舎は建築後44年が経過し、市立の中では最も古く狭隘で、耐震性にも課題があります。市では移転改築を目指し用地選定を進めておりましたが、このたび地権者の合意が得られましたので、旧三郷村営住宅の跡地に加え、南に隣接する農地を取得し、令和6年度末の完成を目指して事業を進めてまいります。 続きまして、公共交通の充実についてでございます。 令和4年度はデマンド交通の利便性向上に向けた新しい取組を実施いたします。 主な内容としては次の5点になります。 まず、AIを利用した予約システムを導入します。これにより、お迎えの時間と目的地の到着時間を利用者にお知らせすることが可能となり、利用者が屋外で長時間待つといった問題の解決を図ります。 2点目として、乗りたい時間の予約がすぐに埋まってしまう問題への対応のために、デマンド車両の増車を行います。車両の台数は今後の調整となりますが、予約枠を拡大するものでございます。 3点目以降については、取組の効果を確認するため3か月間の実証実験を行います。 まず、土曜日の運行でございます。市民アンケートなどで、土曜日の診療を受ける目的等で運行を求める意見が最も多かったことから実施するものでございます。利用促進の効果が大きいと期待されますので、実験の結果を検証し、継続について検討いたします。 4点目は車掌の乗車でございます。これは、お体の問題等で一人では乗車できない方にもデマンドを利用していただくための取組になります。道路運送法により、運転手は車両から離れることができないため、車掌が同乗し、乗車を補助します。足が不自由な方の乗車や高齢者等の荷物の積込みをお手伝いすることで、さらなる利用促進を図ります。 5点目は予約開始時間の前倒しです。これは、現在の予約開始時間、朝7時40分からを7時に前倒しをし、朝一番の8時の予約を当日に可能とするものです。通院が必要となった方などの当日の予約に対応し、利用拡大を図ります。 以上の取組によりまして、デマンド交通の充実と利便性向上を図ってまいります。 続いて、スポーツ活動の充実でございます。 本年度、コース整備を進めてまいりました安曇野市マウンテンバイクコースが、4月下旬に堀金烏川地区、啼鳥山荘周辺にオープンする予定であります。キャンプをはじめとしたアクティビティーの充実、里山再生、山麓保養区域、森林環境区域の地域活性化など、自転車を活用したまちづくりに寄与するアウトドアスポーツの聖地として全国へ発信してまいります。 続いて、広報広聴の充実でございます。 SNSを活用した広報の充実に取り組みます。LINE・ツイッターを活用し、危機管理情報や市政情報を発信いたします。また、ユーチューブの掲載コンテンツを増やし、内容の充実を図ります。 これに加え、合併以来変わっていなかった広報あづみののデザインをリニューアルいたします。市の顔とも言える広報誌が、市民の皆様により親しみやすく、手に取られる紙面づくりを進めてまいります。 また、広聴事業として、10から20人程度のグループを対象とした公募型の市政懇談会を開催してまいります。 最後に、その他の施策について若干申し上げます。 文化振興事業の関係では、令和元年度、コロナ禍で開催を断念した日展「安曇野展」が、安曇野文化財団の御努力により4月23日から開催されることとなりました。長きにわたり日本美術界をリードしてきた日展が安曇野市で開催されるのは、まれなことであり、協賛する市でも、運営に係る負担金500万円を令和4年度予算に計上しております。 なお、前売り券が4月22日まで販売されております。この機会にぜひ多くの皆様が会場であります豊科近代美術館へ足を運び、国内最高峰の作品に触れていただきたいと思います。 地域高規格道路、松本糸魚川連絡道路につきましては、新設区間である安曇野道路約4キロメートルの新規事業化に向けまして、松糸道路建設促進期成同盟会の要望と併せて国へ要請活動を行いました。 まず、昨年11月18日は国交省に直接伺い、中山副大臣、村山道路局長と面談し、今年1月25日には財務省の奥主計局次長、翌26日には、11月に続いて国土交通省、中山副大臣、村山道路局長へ、今度はオンラインで要望を行いました。続いて、1月31日には、松糸道路建設推進議員連盟会長、望月県議会議員と合同で、財務省の岡本副大臣へオンラインによる要望を行ったところでございます。 また、昨年の12月22日には、松糸道路建設推進議員連盟の主催によります「早期建設を求める総決起大会」を議員の皆様を初め約250名が参加し、地域を挙げて盛大に開催していただきました。 この大会において、安曇野道路の令和4年度からの新規事業に向けた決議文を採択したところです。新設区間となる安曇野道路約4キロメートルにつきまして、今後も令和4年度からの新規事業化と事業促進に努めてまいります。 以上、令和4年度の重要施策について御説明いたしました。 さて、本定例会に付議を予定している案件は、報告事項2件のほか、条例については制定1件、改正10件、廃止1件です。 改正の一つであります安曇野市男女共同参画推進条例の改正案につきましては、性的少数者など多様な性への理解を促すとともに、障害の有無や国籍の違いにかかわらず、個性を認め合って暮らせる共生社会を目指すため上程したものでございます。 条例の名称は、「安曇野市多様性を尊重し合う共生社会づくり条例」といたします。一人一人の人権が大切にされることで私たちの生活は豊かなものになります。個性と能力が十分に発揮できる共生社会を目指し、皆様と取り組んでまいりたいと考えております。 また、予算案につきましては、補正予算12件、当初予算13件となります。 加えて、一般会計補正予算(第8号)につきましては、歳入では、国の再算定による普通交付税の増額、歳出では、新型コロナワクチン追加接種に係る事業、まん延防止等重点措置による事業者へ国の制度に10万円を上乗せする経済支援、また、昨年8月に明科地域において発生した内水氾濫への対策として、排水ポンプ車1台、可搬ポンプ4台などを前倒しで購入する経費等によりまして17億1,900万円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ491億1,800万円とするものであります。 その他5件と合わせ、以上44件につきまして、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。--------------------------------------- △報告第1号及び報告第2号の上程、説明、質疑 ○議長(平林明) 直ちに議事入ります。 日程第4、報告第1号を議題といたします。 最初に、報告第1号について、所管の部長より説明を求めます。 鳥羽保健医療部長。 ◎保健医療部長(鳥羽登) 報告第1号 債権放棄の報告について(夜間急病センター診療費自己負担金に係る債権)について御説明申し上げます。 安曇野市債権管理条例第6条第1項の規定により、夜間急病センター診療費自己負担金に係る債権を放棄したので、同条例第7条の規定により報告する。 次のページ、別記様式をお願いいたします。 1 放棄した債権の名称、夜間急病センター診療費自己負担金。 2 債権を放棄した日、令和3年12月8日。 3 債権を放棄した事由、件数、額等でございます。 安曇野市債権管理条例第6条第1項第1号に該当する債権は、徴収が著しく困難、または不適当と認められたもので、合計で2件、1万4,410円の債権放棄でございます。 時効の根拠及び時効時期は、改正前の民法第170条第1号に基づき3年となっております。 以上でございます。 ○議長(平林明) これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(平林明) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 次に、報告第2号について、所管の部長より説明を求めます。 坪田都市建設部長。
    ◎都市建設部長(坪田浩昭) 報告第2号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について御説明いたします。 別紙をお願いいたします。 専決処分書。 安曇野市堀金三田2603番1先の市道堀金1425号線における事故に係る損害賠償について、地方自治法第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分する。 令和3年12月14日付です。 1 和解の相手方。 市内に事務所のある法人であります。 2 事故の概要。 令和3年9月17日、被害者の貨物自動車が配達業務のため市道を通行中、対向車とすれ違い時に道路左側に寄ったところ、道路上の縞鋼板を跳ね上げ、その端部により助手席側のフェンダー等車体を損傷したものです。 3 和解の内容。 本事故の原因は、道路管理者の安全管理不備によるため、安曇野市の過失を100%とし、安曇野市は損害賠償請求者に対し、損害の解決金として15万7,179円を賠償するものです。 なお、本件示談に関し、安曇野市と損害賠償請求者との間には、損害賠償金以外一切の債権債務がないことを相互に確認いたしました。 以上でございます。 ○議長(平林明) これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(平林明) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております報告2件は、これをもって終結いたします。--------------------------------------- △議案第1号から議案第12号の一括上程、説明 ○議長(平林明) 日程第5、議案第1号から議案第12号までの以上12件の条例議案を一括議題といたします。 最初に、議案第1号から議案第3号までの以上3件について、一括して提案理由の説明を求めます。 久保田総務部長。 ◎総務部長(久保田剛生) 議案第1号 組織改編に伴う関係条例の整理に関する条例について御説明いたします。 令和4年4月1日からの組織改編に伴い、安曇野市組織条例をはじめ、規定中の部等の名称変更など影響を受ける条例の改正を行うものであります。 改正の対象となる条例は、安曇野市組織条例以下6件であります。 なお、職員定数条例につきましては、実施機関等の改編に伴い、定数を改正するものです。 附則でございます。 この条例は令和4年4月1日から施行します。 続いて、議案第2号 安曇野市教育に関する事務の職務権限の特例を定める条例について御説明いたします。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律において、教育委員会の職務権限とされているスポーツに関することを市長が管理及び執行するための特例を定める条例を制定するものであります。 附則でございます。 この条例は令和4年4月1日から施行するとともに、以下の条例につきましては、実施機関等を教育委員会から市長に改正し、必要な経過措置を設けるものです。 改正の対象となる条例は、安曇野市都市公園条例以下3件であります。 続きまして、議案第3号 市長の権限に属する事務の委任に関する関係条例の整理に関する条例について御説明いたします。 教育部に子ども家庭支援課及びこども園幼稚園課を新設するに当たりまして、市長の権限に属する事務を教育委員会に委任するため、関係する条例の実施機関等を市長から教育委員会に改正するものです。 改正の対象となる条例は、安曇野市児童館条例以下9件であります。 附則でございます。 この条例は令和4年4月1日から施行するとともに、各条例につきまして必要な経過措置を設けるものであります。 以上であります。 ○議長(平林明) 次に、議案第4号について、提案理由の説明を求めます。 矢口福祉部長。 ◎福祉部長(矢口泰) 安曇野市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 子育て世帯の医療費負担軽減を図るため、福祉医療費給付事業のうち乳幼児等の資格要件を、15歳到達年の年度末から18歳到達年の年度末まで拡大するものでございます。 ○議長(平林明) 続いて、議案第5号から議案第9号までの以上5件について、一括して提案理由の説明を求めます。 久保田総務部長。 ◎総務部長(久保田剛生) 議案第5号 安曇野市個人情報保護条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 本改正案は、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の一部施行により、独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律が令和4年4月1日に廃止となるため、条例の引用規定を改正し、併せて字句の整理を行うものです。 附則でございます。 この条例は令和4年4月1日から施行するとともに、安曇野市情報公開条例の条文を見直し、字句の整理を行うものであります。 続きまして、議案第6号 安曇野市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 本改正は、一般職の非常勤職員、つまり会計年度任用職員が育児休業を取得する場合の必要な事項について、令和3年の人事院勧告に基づく改正内容を含め、地方公務員の育児休業等に関する法律に基づき明文化するものであります。 この条例は令和4年4月1日から施行いたします。 続きまして、議案第7号 安曇野市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 全国的に消防団員数が減少していることや、災害が多発化、激甚化する中、消防団員の負担が増加していることを踏まえ、国が消防団員の報酬等の基準を策定したことにより改正を行うものであります。 附則として、本条例は令和4年4月1日から施行いたします。 続いて、議案第8号 安曇野市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 消防団員の確保が困難な状況にある中、消防団員の多年の労苦に応え、消防団活動を長期間安心して続けられるよう、公務災害補償等、責任共済等に関する法律施行令に定められている退職報償金の基準額に市独自の加算金を加えて支給するための改正を行うものであります。 附則として、本条例は令和3年度の退団者から対象とするため、公布の日から施行をいたします。 続きまして、議案第9号 安曇野市男女共同参画推進条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 本改正案は、男女だけにとどまらず、国籍や民族の違い、性的指向、性自認、性同一性に関することを含めた施策を推進するため、所要の改正を行うものです。 この改正の背景には、性的マイノリティー等多様な性の理解促進と支援が求められていること、また日本人も外国にルーツを持つ人も、共に豊かで安全に暮らせる多文化共生社会を築いていく必要性が高まっていることがあります。このため、市の男女共同参画推進審議会や推進会議、市内の多文化共生支援団体、また、市にお問合わせをいただいた市民の皆様などから御意見を伺い、この条例改正案をまとめました。 条例名を安曇野市多様性を尊重し合う共生社会づくり条例に変更するものであります。 附則でございます。 この条例は令和4年4月1日から施行するとともに、経過措置を設けるものであります。 以上でございます。 ○議長(平林明) 続いて、議案第10号について、提案理由の説明を求めます。 山田市民生活部長。 ◎市民生活部長(山田真一) 議案第10号 安曇野市ふるさとづくり基金条例を廃止する条例について御説明いたします。 ふるさとづくり基金ですが、全額を活用し終えたことから廃止するものでございます。 附則として、この条例は令和4年4月1日から施行する。 説明は以上でございます。 ○議長(平林明) 続いて、議案第11号について、提案理由の説明を求めます。 矢口福祉部長。 ◎福祉部長(矢口泰) 安曇野市重度心身障害者福祉金に関する条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 平成30年6月13日成立の民法の一部を改正する法律により、令和4年4月1日から18歳と19歳は成人となります。よって、本条例の申請において、親権に服する必要がある年齢を18歳未満に改正するものです。これは第13条第1項第1号の年齢を18歳未満といたします。併せて根拠法令等字句等の追加修正を行います。 以上です。 ○議長(平林明) 続いて、議案第12号について、提案理由の説明を求めます。 鳥羽保健医療部長。 ◎保健医療部長(鳥羽登) 議案第12号 安曇野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例改正の概要でございますが、全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律及び地方税法等の一部改正により、子育て世帯の経済的負担軽減の観点から、納税義務者の属する世帯内に未就学児がいる場合に、当該未就学児に係る国民健康保険税の被保険者均等割を5割軽減し、その軽減相当額を公費にて支援する制度が創設されたことによるものです。 これに伴いまして、地方税法施行令に新設された減額基準に従い、同様の減額措置を行う必要があるため、条例において必要な事項を定めるものでございます。 また、あわせて、法改正に伴う項番号追加等による関係条文の整理及びその他所要の整備を行うものであります。 附則でございます。 施行期日、この条例は公布の日から施行する。ただし、第5条第1号、第11条第1項、第19条及び第19条の2の改正規定並びに附則第8項から第10項まで及び第12項から第19項までの改正規定は、令和4年4月1日から施行する。 経過措置についても従前のとおりとするというものでございます。 以上でございます。 ○議長(平林明) 以上で、議案第1号から議案第12号までの説明は終わりました。--------------------------------------- △議案第13号から議案第24号の一括上程、説明 ○議長(平林明) 日程第6、議案第13号から議案第24号までの以上12件の補正予算議案を一括議題といたします。 最初に、議案第13号について、提案理由の説明を求めます。 宮澤財政部長。 ◎財政部長(宮澤修) 議案第13号 令和3年度安曇野市一般会計補正予算(第8号)について御説明をいたします。 それでは、議案書により御説明を申し上げます。 令和3年度安曇野市の一般会計補正予算(第8号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ17億1,900万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ491億1,800万円とする。 2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 第2条 繰越明許費の追加は、「第2表 繰越明許費補正」による。 第3条 債務負担行為の追加、変更、廃止は、「第3表 債務負担行為補正」による。 第4条 地方債の追加、変更は、「第4表 地方債補正」による。 それでは、2ページをお願いいたします。 第1表 歳入歳出予算補正の御説明をいたします。 まず、歳入でございます。 1款市税でございますが、1億9,360万円の増額であります。主な項目は、1項市民税で、個人市民税現年課税分の増額などが主なものでございます。 11款地方交付税は6億1,441万7,000円の増額でございます。国の再算定による増額となっております。 13款分担金及び負担金は1億55万3,000円の増額でございます。主な項目は、2項負担金で、耕地災害復旧事業に係ります受益者負担金の増額でございます。 14款使用料及び手数料は150万円の増額でございます。主な項目は、1項使用料で、霊園使用料の増額などが主なものでございます。 15款国庫支出金は1億2,145万円の増額でございます。主な項目は、2項国庫補助金で、国の補正予算による道路改良費補助金や社会体育施設整備事業への増額などが主なものであります。 16款県支出金は3億3,664万5,000円の増額であります。主な項目は、2項県補助金で、耕地災害復旧事業費補助金や第6波対応事業者支援交付金などが主なものであります。 17款財産収入は771万2,000円の増額であります。主な項目は、2項財産売払収入の増額などが主なものであります。 18款寄附金は140万円の増額であります。指定寄附金及び企業版ふるさと納税の増額でございます。 19款繰入金は4億6,759万円の減額であります。財政調整基金繰入金の減額などが主なものでございます。 21款諸収入は311万3,000円の増額です。主な項目は、5項雑入で、制度資金保証料補給金返還金の増額などが主なものとなっております。 22款市債でございます。8億620万円の増額でございます。災害対応用排水ポンプ車の購入や、堀金総合体育館大規模改修工事などが主なものでございます。 続きまして、歳出になります。 1款議会費は631万9,000円の減額であります。議員改選結果によります議員期末手当の減額などでございます。 2款総務費は3億8,387万9,000円の増額であります。主な項目は、1項総務管理費で、国の補正予算によります普通交付税の再算定に伴う減債基金への積立てによる増額などが主なものでございます。 3款民生費は1億8,814万8,000円の減額であります。主な項目は、2項児童福祉費で、児童手当、児童扶養手当の確定や保育士報酬の確定見込みによる減額などが主なものであります。 4款衛生費は5,087万5,000円の増額であります。主な項目は、1項保健衛生費で、ワクチン予防接種事業の増額などが主なものとなっております。 5款労働費は4,000円の増額であります。ふるさとハローワークでの照会業務が増加したことに伴う労働雇用対策事業の増額となっております。 6款農林水産業費は904万4,000円の増額であります。主な項目は、1項農業費で、国の農業用機械支援補助、また広域排水路監視システムの更新事業費の増額などが主なものであります。 7款商工費は2億7,761万2,000円の増額であります。まん延防止等重点措置による事業者への経済支援や、市内誘客に対する助成経費の増額などが主なものとなっております。 8款土木費は2,107万5,000円の減額であります。主な項目は、4項都市計画費で、総合体育館の備品購入費の確定や、下水道事業繰出金の確定による減額などが主なものであります。 9款消防費は1,728万8,000円の減額です。ポンプ操法等訓練中止によります減額が主なものとなっております。 10款教育費は9億3,001万6,000円の増額であります。主な項目は、6項保健体育費で、国の補正予算に伴う堀金総合体育館大規模改修工事の増額などが主なものでございます。 11款災害復旧費は3億40万円の増額であります。昨年8月の豪雨災害によります被災した復旧工事費の増額となっております。 続いて、予算書で飛びますが、106ページの給与費明細書を御覧いただければと思います。 まず、特別職でございますが、給与費の確定などによりまして、合計で1,011万1,000円の減額でございます。 続いて、一般職になります。直近の人事異動によるものや職員手当等、各種手当の不用額の減額など、1億446万8,000円の減額でございます。 お戻りいただきまして、議案書の5ページをお願いいたします。 第2表 繰越明許費補正を御覧ください。 国の補正によります交付金の追加内示による事業実施分や、またコロナウイルス感染拡大への経済支援など、合わせて16事業を追加補正するものであります。 続いて、6ページ、第3表 債務負担行為補正を御覧いただきたいと思います。 事業の早期着手によります追加などが8件、限度額の変更に伴う変更が1件、事業計画の見直しによる廃止が1件でございます。 7ページをお願いいたします。 第4表 地方債補正を御覧いただきたいと思います。 国の補正によります交付金の追加内示によるものなどで、追加が2件、変更が6件、補正をお願いしてございます。 以上から、市債の補正額は8億620万円の増額となりまして、補正後の発行予定額は39億8,989万6,000円となります。 説明は以上です。 ○議長(平林明) 次に、議案第14号から議案第16号までの以上3件について、一括して提案理由の説明を求めます。 鳥羽保健医療部長。 ◎保健医療部長(鳥羽登) それでは、議案第14号をお願いいたします。 令和3年度安曇野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について御説明いたします。 今回の補正予算の主な内容でございますが、歳出では、本年度分の保険給付費等の減額見込み及び人間ドック等の特定健診受診者の減少見込みによる減額、その他事務費等の確定したものについて補正を行うものでございます。 議案書1ページをお願いいたします。 令和3年度安曇野市の国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億4,014万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ98億2,166万6,000円とする。 以下、記載のとおりでございます。 2ページをお願いいたします。 第1表 歳入歳出予算補正の歳入から御説明をいたします。 1款国民健康保険税、補正額は1億6,801万7,000円の増額で、主なものは、一般被保険者の国民健康保険税の増額であります。 3款国庫支出金、補正額は224万9,000円の増額で、主なものは、新型コロナウイルス感染症の影響による保険税減額見込みのうち、その10分の6を特例補助金として補助を受けるものでございます。 4款県支出金、補正額は2億5,701万2,000円の減額で、主なものといたしまして、歳出の保険給付費の減額に伴う普通交付金の減額でございます。 5款財産収入、補正額は5万2,000円の増額、基金積立金利子収入の増額でございます。 6款繰入金、補正額は2億1,078万9,000円の減額です。主なものは、1項他会計繰入金で1,078万9,000円の減、保険基盤安定事業、財政安定化支援事業、事務費繰入金等の増減によるものと、2項基金繰入金で2億円の減、1項国民健康保険税の増額による財源調整でございます。 8款諸収入、補正額は5,733万4,000円の増額でございます。主なものといたしまして、4項受託事業収入が52万円の増、国保の特定健診等個人負担金が335万円の減、6項雑入で6,016万4,000円の増額であります。 続きまして、議案書の3ページ、歳出について御説明いたします。 1款総務費、補正額は297万8,000円の減額です。 2款保険給付費、補正額は2億5,218万1,000円の減額です。主なものは、1項療養諸費が1億5,900万円の減、2項高額療養費は9,000万円の減、ともに一般被保険者の療養給付費の減額であります。 3款国民健康保険事業費納付金、1項医療給付費分から3項まで財源変更となっております。 4款保健事業費、補正額は5,301万4,000円の減額で、主なものは、人間ドック等による特定健診受診者の減少見込みによるものでございます。 5款積立金、補正額は5万2,000円の増額、基金運用利子の増額に伴うものであります。 7款諸支出金、補正額は7,150万円の増額で、主なものは、前年度に保険給付費の支払いのため交付を受けた交付金が、精算によって超過交付となった分を返還するものでございます。 8款予備費、補正額は352万8,000円の減額で、予算調整によるものです。 議案第14号は以上でございます。 続きまして、議案第15号 令和3年度安曇野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明いたします。 議案書1ページをお願いいたします。 令和3年度安曇野市の後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,686万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億7万5,000円とする。 以下、記載のとおりでございます。 2ページを御覧ください。 第1表 歳入歳出予算補正の歳入から御説明いたします。 1款後期高齢者医療保険料、補正額は2,440万円の減額で、保険料収入の実績減を見込むものであります。 3款繰入金、補正額は246万円の減額で、広域連合へ納付する事務費、保険基盤安定事業の納付金確定による減額であります。 5款諸収入、補正額は9,000円の減額で、延滞金の収入見込みの減によるものです。 続きまして、議案書3ページ、歳出についてお願いいたします。 2款後期高齢者医療広域連合納付金、補正額は2,686万円の減額で、後期高齢者医療広域連合へ納付する保険料納付金見込み減や事務費納付金、保険基盤安定納付金の金額確定に伴う減額でございます。 4款予備費、補正額は9,000円の減額で、予算調整によるものです。 議案第15号は以上でございます。 続きまして、議案第16号 令和3年度安曇野市介護保険特別会計補正予算(第3号)について御説明いたします。 令和3年度安曇野市介護保険特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ99万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ101億6,436万2,000円とする。 以下、記載のとおりでございます。 議案書2ページ、第1表 歳入歳出予算補正の歳入から御説明いたします。 3款国庫支出金、2項国庫補助金は1,681万9,000円の増額で、保険者機能強化推進交付金、介護保険保険者努力支援交付金の交付決定に伴う増額でございます。 7款財産収入、1項財産運用収入は14万5,000円の増額で、基金の利子を増額するものでございます。 8款繰入金、基金繰入金は1,597万1,000円の減額で、保険者機能強化推進交付金等の国庫補助金の増額により、介護保険支払準備基金繰入金を減額するものであります。 続きまして、3ページの歳出でございます。 2款保険給付費は7万1,000円の増額であります。 3款地域支援事業は77万7,000円の増額であります。 5款基金積立金は14万5,000円の増額で、介護保険支払準備基金等の利子を補正するものでございます。 議案第16号は以上でございます。 ○議長(平林明) 続いて、議案第17号から議案第21号までの以上5件について、一括して提案理由の説明を求めます。 赤澤農林部長。 ◎農林部長(赤澤哲也) 議案第17号から議案第21号の各山林財産区特別会計補正予算について御説明をいたします。 今回の補正予算は、令和2年度の決算に基づき、令和3年度の繰越金を調整するとともに、これに基づく基金積立金を調整することが主な補正理由でございます。 それでは、議案第17号からお願いいたします。 議案第17号 令和3年度安曇野市上川手山林財産特別会計補正予算(第1号)。 令和3年度安曇野市の上川手山林財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ52万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ257万4,000円とする。 以下、記載のとおりでございます。 2、3ページ、次になりますが、お願いをいたします。 1款1項財産運用収入の補正は、歳出の基金積立金の増額に伴う基金利子2,000円の増額でございます。 2款1項繰越金は、前年度の決算によるもので、102万2,000円を増額をいたします。 3款1項基金繰入金は、繰越金の増額に伴い、全額を減額いたします。 歳出でございます。 歳出、1款1項総務管理費の補正は、基金積立金及び基金利子積立金52万4,000円を増額するものです。 次に、議案第18号 令和3年度安曇野市北の沢山林財産特別会計補正予算(第1号)をお願いいたします。 令和3年度安曇野市の北の沢山林財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ91万1,000円とする。 以下、記載のとおりでございます。 おめくりいただき、2、3ページをお願いをいたします。 歳入、1款1項財産運用収入の補正は、基金積立金の増額に伴う基金利子1,000円の増額でございます。 2款1項繰越金は、前年度の決算によるもので、42万5,000円を減額いたします。 3款1項基金繰入金は、繰越金の減額に伴い、42万5,000円を増額いたします。 歳出でございます。 歳出、1款1項総務管理費の補正は、基金利子積立金1,000円の増額でございます。 続きまして、議案第19号 令和3年度安曇野市有明山林財産特別会計補正予算(第1号)を御説明いたします。 令和3年度安曇野市の有明山林財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ17万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ90万5,000円とする。 以下、記載のとおりです。 同じく2、3ページをお願いをいたします。 歳入、1款1項管理費分担金は、分担金の減少が見込まれるため、2,000円を減額いたします。 3款1項繰越金は、前年度の決算によるもので、17万3,000円を減額いたします。 歳出でございます。 歳出、1款1項総務管理費の補正は、基金積立金の減額で、17万5,000円を減額いたします。 続きまして、議案第20号 令和3年度安曇野市富士尾沢山林財産特別会計補正予算(第1号)をお願いいたします。 令和3年度安曇野市の富士尾沢山林財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ93万2,000円とする。 以下、記載のとおりでございます。 めくっていただき、2、3ページをお願いをいたします。 歳入、3款1項繰越金は、前年度の決算によるもので、2万8,000円を減額をいたします。 歳出につきまして、歳出、1款1項総務管理費の補正は、基金積立金の減額で、2万8,000円を減額をいたします。 続きまして、議案第21号 令和3年度安曇野市穂高山林財産特別会計補正予算(第1号)をお願いいたします。 令和3年度安曇野市の穂高山林財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ12万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ77万1,000円とする。 以下、記載のとおりでございます。 おめくりいただき、2、3ページになります。 歳入、1款1項分担金は、管理費分担金で、2,000円を増額いたします。 2款1項財産運用収入は、基金利子の増額に伴い1,000円を増額いたします。 3款1項繰越金は、前年度の決算により13万2,000円を減額いたします。 歳出でございます。 歳出、1款1項総務管理費の補正は、基金積立金の減額及び基金利子積立金の増額により、12万9,000円を減額をいたします。 説明は以上でございます。 ○議長(平林明) 続いて、議案第22号について、提案理由の説明を求めます。 久田商工観光部長。 ◎商工観光部長(久田裕治) 議案第22号 令和3年度安曇野市有明荘特別会計補正予算(第2号)について御説明いたします。 令和3年度安曇野市の有明荘特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 それでは、2ページをお願いします。 歳入であります。 2款諸収入は362万円の減額であります。新型コロナウイルス感染拡大に伴う利用者減少による有明荘の経営不振が続いているため、今年度の納付金を全額減免し、施設運営の存続を支援するものです。 また、この減額分について、1款繰入金、一般会計から同額を繰り入れるものであります。 以上のとおり、歳入の財源振替ですので、歳出の補正はございません。 説明は以上であります。 ○議長(平林明) 続いて、議案第23号及び議案第24号の以上2件について、一括して提案理由の説明を求めます。 堀内上下水道部長。 ◎上下水道部長(堀内寅生) 議案第23号 令和3年度安曇野市水道事業会計補正予算(第2号)について御説明いたします。 第1条 令和3年度安曇野市水道事業会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 第2条 予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 本条の説明は各款の増減額を申し上げ、各項の内容につきましては後段で御説明いたします。 収入。 第1款 水道事業収益 185万8,000円の増額。 支出。 第1款 水道事業費用 819万4,000円の増額。 第3条 予算第6条に定めた経費の金額を次のとおり補正する。 (1)職員給与費 113万1,000円の増額。 それでは、補正予算説明書により主なものについて御説明いたします。 2ページが実施計画、内容の説明につきましては8ページからとなります。 収益的収入及び支出の収入であります。 1款水道事業収益、2項営業外収益185万8,000円の増額で、3目長期前受金戻入は、地方公営企業法に基づく会計処理において、令和2年度における減価償却を行うべき固定資産の取得または改良に充てるための補助金等の額が決算認定により確定したことによるものです。 次に、支出をお願いします。 1款水道事業費用、1項営業費用819万4,000円の増額は、2目配水及び給水費100万3,000円の増額と4目総係費27万2,000円の増額は、令和3年度における上水道課職員の異動に伴う人件費などの増額です。 5目減価償却費161万2,000円の増額は、収入で説明いたしました減価償却を行うべき固定資産の減価償却費が令和2年度決算認定により確定したことによるもの、また、6目資産減耗費530万7,000円の増額は、水道管路更新による除却増によるものです。 続きまして、議案第24号 令和3年度安曇野市下水道事業会計補正予算(第1号)について御説明いたします。 第1条 令和3年度安曇野市下水道事業会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第2条 令和3年度安曇野市下水道事業会計予算第2条に定めた業務の予定量を次のとおり補正する。 (4)主な建設改良事業、犀川安曇野流域下水道事業建設負担金2,256万1,000円の減額。 第3条 予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 収入。 第1款 下水道事業収益 239万6,000円の増額。 支出。 第1款 下水道事業費用 1,385万円の減額。 各項の内容につきましては後段で御説明いたします。 第4条 予算第4条本文括弧書を「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額17億6,988万5,000円は、過年度分損益勘定留保資金4億6,824万7,000円、当年度分損益勘定留保資金6億7,293万8,000円及び減債積立金6億2,870万円で補填するものとする。」に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 収入。 第1款 資本的収入 4,169万6,000円の減額。 支出。 第1款 資本的支出 5,349万1,000円の減額。 各項の内容につきましては後段で説明いたします。 第5条 予算第7条に定めた経費の金額を次のとおり補正する。 (1)職員給与費600万円の減額。 それでは、主な内容について補正予算書により御説明いたします。 補正予算説明書の3ページの実施計画、予算説明書では10ページからとなります。 収益的収入及び支出の収入です。 1款下水道事業収益は、2項営業外収益、1目他会計負担金は、収益的支出における管きょ費の委託料負担金の減少により、一般会計からの基準内繰入金が4,805万9,000円減額、3目雑収益で、前年度分流域下水道維持管理負担金返還金の精算に伴い、5,300万円の増額であります。 続いて、収益的支出をお願いします。 1款下水道事業費用、1項営業費用、1目管きょ費2,168万6,000円の減額は、節区分130委託料で、説明欄の下水道台帳GIS更新・保守業務が、請負差金により479万6,000円、節区分250負担金の流域下水道維持管理負担金が、当初見込んだ汚水流入量より減少したため1,063万7,000円を減額するものです。 次に、実施計画は4ページ、予算説明書については14ページからになります。 資本的収入及び支出の収入について御説明いたします。 1款資本的収入、1項企業債、1目企業債4,710万円の減額は、長野県施行の流域下水道建設改良費精算見込みに伴う地元負担金の減少等により、起債対象事業費が減少したことによるものです。 2項負担金、1目受益者負担金2,025万9,000円の増額は、宅地分譲開発などにより新規加入が増加したことによるものです。 3項補助金、1目国庫補助金1,000万円の減額は、充当先の支出、工事請負費の事業費の確定によるもので、内容は支出のほうで説明いたします。 次に、資本的支出の説明になります。 1款資本的支出、1項建設改良費、1目管きょ工事費3,130万3,000円の減額は、節区分330工事請負費、下水道施設広域監視装置更新工事の請負差金2,127万2,000円等によるもので、収入の国庫補助金の減少はこのことによります。 4目流域下水道事業2,256万1,000円の減額は、長野県施行の犀川安曇野流域下水道建設改良工事が確定したことによる地元負担金の精算見込みによるものです。 説明は以上です。 ○議長(平林明) 以上で、議案第13号から議案第24号までの説明は終わりました。--------------------------------------- △議案第25号から議案第37号の一括上程、説明 ○議長(平林明) 日程第7、議案第25号から議案第37号までの以上13件の新年度予算議案を一括議題といたします。 最初に、議案第25号について、提案理由の説明を求めます。 宮澤財政部長。 ◎財政部長(宮澤修) 議案第25号 令和4年度安曇野市一般会計予算について御説明をいたします。 令和4年度安曇野市の一般会計の予算は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ426億7,000万円と定める。 2 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 第2条 地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表 繰越明許費」による。 第3条 地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第3表 債務負担行為」による。 第4条 地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第4表 地方債」による。 第5条 地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、40億円と定める。 第6条 地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 (1)各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。 それでは、議案書の2ページをお願いをいたします。 主な内容につきまして、第1表 歳入歳出予算で御説明をいたします。 1款市税でございます。112億2,566万1,000円、前年度比5億5,929万5,000円の増です。主な項目は、1項市民税の現年課税分で8,000万円の増、法人市民税の現年課税分で2億5,000万円の増を見込んでおります。2項固定資産税の現年課税分では1億9,500万円の増を見込みました。 2款地方譲与税は5億1,872万4,000円、前年度比4,716万円の増でございます。主な項目は、2項自動車重量譲与税で、前年度比3,300万円の増額を見込みました。 3款利子割交付金は800万円、前年度比100万円の増です。 4款配当割交付金は4,700万円で、前年度比200万円の増です。 5款株式等譲渡所得割交付金は7,600万円で、前年度比2,500万円の増です。 6款法人事業税交付金は1億5,400万円で、前年度比4,200万円の増です。 7款地方消費税交付金は22億100万円で、前年度比1億7,900万円の増です。 8款ゴルフ場利用税交付金は3,700万円で、前年度比500万円の増です。 9款環境性能割交付金は4,500万円で、前年度比1,000万円の増です。この1,000万円につきましては、長野県全体の交付見込み額により増して見込んでおります。 10款地方特例交付金は1億1,400万円で、前年度比1億3,300万円の減です。国の資料等により増して見込んでおります。 11款地方交付税は113億5,000万円で、前年度比9億5,000万円の増です。令和4年度地方財政対策により、普通交付税は増、特別交付税は前年度同額を見込んでおります。 12款交通安全対策特別交付金は1,288万円で、前年度と同額を見込んでおります。 13款分担金及び負担金は2億9,677万9,000円で、前年度比1,356万4,000円の増です。主な項目は2項負担金でございます。児童クラブ負担金や保育児童保育料などが主なものでございます。 14款使用料及び手数料は3億904万円で、前年度比472万6,000円の増でございます。主な項目は、1項使用料で、道路占用料、公営住宅使用料などが主なものでございます。 15款国庫支出金は43億3,703万円で、前年度比1億7,494万6,000円の増です。主な項目は、1項国庫負担金で、自立支援給付費負担金や児童手当国庫負担金、新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金などが主なものとなっております。 16款県支出金は24億9,913万9,000円で、前年度比5,853万5,000円の増です。主な項目は、1項県負担金で、自立支援給付費負担金や児童手当県費負担金、保険基盤安定負担金などが主なものであります。 17款財産収入は4,027万8,000円で、前年度比209万1,000円の減となっております。主な項目は、1項財産運用収入で、市有土地・建物などの貸付収入、各種基金の積立利子などが主なものでございます。 18款寄附金は3億2,000円であります。ふるさと寄附金の3億円が主なものでございます。 19款繰入金は19億8,050万7,000円で、前年度比6億5,302万7,000円の減でございます。主な項目は、2項基金繰入金で、主な繰入基金でございますが、財政調整基金が6億3,238万9,000円、減債基金が3億円、そのほかに公共施設整備基金、ふるさと寄附基金、地域振興基金などが主なものとなっております。 20款繰越金は5,000万円、前年度と同額でございます。 21款諸収入は32億4,996万円で、前年度比3億3,469万2,000円の増となっております。主な項目は、3項貸付金元利収入でございまして、市の制度資金の貸付元金などが主なものでございます。 22款市債は38億1,800万円で、前年度比4,380万円の減でございます。臨時財政対策債をはじめ旧合併特例事業債、旧合併特例事業債の借換え分となります借換債、施設整備事業債、公共事業等債、緊急自然災害防止対策事業債などが主なものとなっております。 以上が歳入の概要でございます。 続きまして、4ページの歳出をお願いいたします。 1款議会費は2億4,424万4,000円で、前年度比9万円の減です。 2款総務費は45億2,534万4,000円で、前年度比3,703万円の増です。主な項目は、1項総務管理費で、ふるさと寄附事務や電算システムの保守、更新などが主な事業でございます。 3款民生費は144億2,757万8,000円で、前年度比4億8,186万6,000円の増です。主な項目は、1項社会福祉費で、障害福祉サービス費や介護保険特別会計繰出金、後期高齢者医療広域連合への負担金などが主な事業でございます。 4款衛生費は25億2,056万4,000円で、前年度比1,966万9,000円の増です。主な項目は、1項保健衛生費で、新型コロナウイルスワクチン接種の実施経費、また、予防接種法に基づいた予防接種の実施経費などが主な事業でございます。 5款労働費は6,028万3,000円で、前年度比10万7,000円の増です。勤労者支援やふるさとハローワークの運営経費などであります。 6款農林水産業費は14億8,269万7,000円で、前年度比3,272万4,000円の減です。主な項目は、1項農業費で、農業委員会費や農業振興作物の推進などが主な事業であります。 7款商工費は34億6,407万8,000円で、前年度比2,796万7,000円の増です。企業等支援助成による助成資金の預託金や利子補給、また、アフターコロナを想定した安曇野ブランド情報発信事業などが主な事業であります。 8款土木費は51億854万1,000円で、前年度比2億636万3,000円の増です。主な項目は、4項都市計画費で、明科駅前整備やANCアリーナの指定管理委託料、また、下水道事業繰出金などが主な事業であります。 9款消防費は14億9,227万2,000円で、前年度比1,709万1,000円の増です。松本広域連合への消防費負担金や市消防団の活動経費、また、移動系防災行政無線設備更新などが主な事業でございます。 10款教育費は35億9,938万5,000円で、前年度比3億5,766万2,000円の増です。主な項目は、1項教育総務費で、入学準備金貸付業務やスクールカウンセラーや学校支援員の配置業務、また、学校給食費会計の公会計化などが主な事業でございます。 11款災害復旧費は150万円で、前年度と同額でございます。 12款公債費は56億9,351万4,000円で、前年度比4億5,505万9,000円の増です。市債発行に伴う償還元金と利子、また、平成24年度における市中銀行借入金の借換えを予定をしております。 13款予備費は5,000万円で、昨年度と同額でございます。 続きまして、予算説明書のほうでございます。 372ページの一般会計におけます職員給与関係でございます。 初めに、特別職でございます。特別職は合計3億4,350万6,000円で、前年度比936万4,000円の増となっております。 また、一般職でございますが、合計63億3,895万円で、前年度比7,632万6,000円の減となっております。 お戻りいただきまして、議案書6ページ、第2表の繰越明許費をお願いいたします。 除雪融雪事業の1件でございますけれども、凍結防止剤散布車購入について、コロナ禍の状況から一部部品の調達が困難で、特殊車両の製造に約2年を要するということから繰越しを行うものでございます。 それでは、7ページの第3表 債務負担行為でございます。 安曇野市議会会議録調整事務以下16事業の設定をするもので、限度額は合計で4億6,112万2,000円の設定をお願いするものでございます。 続いて、8ページ、第4表 地方債でございます。 臨時財政対策債ほか市債の借入限度額を設定するものでございます。借入限度額は合計で38億1,800万円となっております。 説明は以上です。 ○議長(平林明) 次に、議案第26号から議案第28号までの以上3件について、一括して提案理由の説明を求めます。 鳥羽保健医療部長。 ◎保健医療部長(鳥羽登) それでは、議案第26号 令和4年度安曇野市国民健康保険特別会計予算について御説明いたします。 議案書1ページをお願いいたします。 令和4年度安曇野市の国民健康保険特別会計の予算は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ96億6,513万6,000円と定める。 以下、記載のとおりでございます。 2ページ、第1表 歳入歳出予算の歳入から御説明いたします。 1款1項国民健康保険税は18億7,967万5,000円でございます。新型コロナウイルス感染症の影響を引き続き考慮しつつも、前年度当初予算よりは所得減少幅を少なく見込み、前年当初予算より1億2,030万2,000円の増額であります。 なお、歳入全体に占める割合は19.4%ということでございます。 2款使用料及び手数料、1項の手数料は90万円、督促手数料であります。 3款国庫支出金、1項国庫補助金は目出しとなっております。 4款県支出金、1項県補助金は70億2,107万1,000円で、市が支払う療養諸費、高額療養費などに対して、その支払額と同額が県から交付される普通交付金、特定健診費用への負担金保険者努力支援分として交付される特別交付金となっております。 5款財産収入、1項財産運用収入は86万8,000円、基金利子の収入を見込むものでございます。 6款繰入金は7億2,554万1,000円です。主な繰入金は、一般会計からの繰入金、保険基盤安定事業、財政安定化支援事業に係る繰入金が主なものとなっております。 7款1項繰越金は400万円を見込んでおります。 8款諸収入は3,307万9,000円となっております。主なものは、1項延滞金及び過料、4項受託事業収入でございます。 続きまして、3ページ、歳出についてお願いいたします。 1款総務費は4,242万4,000円です。主なものは、1項総務管理費、会計年度任用職員報酬や被保険者証等の封入封緘業務委託料などでございます。 2款保険給付費は69億7,221万5,000円です。1項療養諸費から3項移送費までの合計69億2,455万4,000円は、県から示された試算額を計上しており、前年度より2億3,428万円の減を見込んでおります。4項出産育児諸費は2,101万1,000円、50人分を見込んでおります。5項葬祭諸費は540万円、6項精神諸費は2,100万円、それぞれ見込んでおります。7項傷病手当諸費は25万円で、新型コロナウイルス感染症に感染した国保被保険者に係る傷病手当金であります。 3款国民健康保険事業費納付金は24億2,607万9,000円です。県の試算結果により市から納付するもので、1項医療給付費から3項介護納付金までの合計額は前年度より4,419万4,000円の減となっております。 4款保健事業費は2億1,006万3,000円です。主なものは、2項特定健康診査等事業費1億9,415万3,000円、特定健診及び人間ドック等の委託料が主なものとなっております。 5款1項積立金は286万9,000円で、繰越金及び基金運用利子を財源として積み立てるものでございます。 6款1項公債費は1,000円の目出し計上でございます。 7款諸支出金、1項償還金利子及び還付加算金は645万5,000円で、主なものは保険税の還付金であります。 8款1項予備費は503万円であります。 議案第26号は以上でございます。 続きまして、議案第27号 令和4年度安曇野市後期高齢者医療特別会計予算について御説明いたします。 議案書1ページをお願いいたします。 令和4年度安曇野市の後期高齢者医療特別会計の予算は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ13億2,750万7,000円と定める。 以下、記載のとおりでございます。 2ページ、第1表 歳入歳出予算の歳入から御説明をいたします。 1款後期高齢者医療保険料は9億9,533万3,000円で、前年度と比較いたしまして1,476万7,000円の減額、後期高齢者医療広域連合による保険料調定見込試算によるものでございます。 2款使用料及び手数料は6万円、督促手数料であります。 3款繰入金は3億3,128万3,000円、主なものは、保険料の軽減分を一般会計から繰り入れるものであります。 4款繰越金は10万円であります。 5款諸収入は73万1,000円で、主なものは保険料還付金でございます。 続きまして、3ページ、歳出についてお願いいたします。 1款総務費565万円で、主なものは、予算書の印刷等事務費、収納事務に係る委託料でございます。 2款1項後期高齢者医療広域連合納付金は13億2,022万6,000円でございます。後期高齢者医療の保険料など、制度運営に係る費用を広域連合において試算計上したものでございます。 3款諸支出金は72万円、主なものは、保険料還付金でございます。 4款1項予備費は91万1,000円であります。 議案第27号は以上でございます。 続きまして、議案第28号 令和4年度安曇野市介護保険特別会計予算について御説明いたします。 1ページをお願いします。 令和4年度安曇野市の介護保険特別会計の予算は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ101億7,834万6,000円と定める。 以下、記載のとおりでございます。 議案書2ページ、第1表 歳入歳出予算の歳入から御説明いたします。 1款保険料、介護保険料は21億37万8,000円であります。第8期介護保険事業計画に基づく介護保険料額で、前年度に比べ506万7,000円の増額を見込んでおります。 2款使用料及び手数料18万円で、介護保険料の督促手数料となっております。 3款国庫支出金は23億3,009万7,000円であります。1項国庫負担金は17億4,252万1,000円、国の介護給付費負担金であります。2項国庫補助金は5億8,757万6,000円、調整交付金のほか総合事業等の地域支援事業に係る国の交付金及び保険者機能強化推進交付金等のいわゆるインセンティブ交付金等を見込んでおります。 4款支払基金交付金26億8,650万3,000円で、介護給付費交付金のほか、総合事業の財源として支援交付金を見込むものであります。 5款県支出金は14億4,072万1,000円であります。1項県負担金は13億7,680万9,000円、県の介護給付費負担分、2項県補助金は6,391万2,000円、総合事業の地域支援事業への県交付金を見込むものであります。 6款サービス収入2,175万5,000円で、介護予防ケアプランの作成による収入であります。 7款財産収入119万1,000円で、介護保険支払準備基金の利子収入を見込むものであります。 8款繰入金は15億9,751万3,000円であります。1項一般会計繰入金は14億4,148万8,000円で、介護給付費及び介護予防・日常生活支援総合事業等の地域支援事業の市負担分のほか、認定調査事務等の事務事業費、介護保険料軽減措置費を一般会計より繰り入れるものであります。2項基金繰入金は1億5,602万5,000円で、介護保険支払準備基金からの繰入れを見込むものであります。 9款繰越金3,000円、前年度からの繰越金収入でございます。 10款諸収入は5,000円、第三者納付金、保険料の過年度分の返還金等の雑入等の収入を見込むものでございます。 続いて、3ページ、歳出についてお願いいたします。 1款総務費は9,943万4,000円であります。1項総務管理費は1,244万4,000円で、保険料納付書等の郵送料、各種帳票の印刷代等でございます。2項徴収費は448万円、保険料納付書の製本、封入等の費用でございます。3項介護認定審査会費は8,251万円で、認定調査員の報酬、主治医意見書作成料等でございます。令和4年度より松本広域連合認定審査会システム更新に伴う認定審査会システムリース料も計上してございます。 2款保険給付費は95億9,793万7,000円であります。1項介護サービス等諸費は91億6,879万5,000円で、居宅介護サービス費等の介護保険サービスの給付費用を見込むもので、歳出総額の約90%を占めております。2項その他諸費は872万1,000円、介護給付費の審査支払手数料等でございます。3項高額介護サービス等費は1億8,071万6,000円で、月の介護保険サービスの利用者負担額について一定額以上を払い戻すものでございます。4項特定入所者介護サービス等費は2億1,146万3,000円で、所得の状況により限度額以上の居住費等の費用負担について給付するものであります。5項高額医療合算介護サービス等費は2,824万2,000円、介護分と医療保険分の年間の負担額が限度額を超えた場合に支払い戻されるものであります。 3款地域支援事業は4億5,551万9,000円であります。1項介護予防事業は2,080万7,000円、介護予防・日常生活支援総合事業のうち、65歳以上の方を対象とした介護予防事業であります。2項包括的支援事業・任意事業費は1億343万1,000円、地域包括支援センターの運営、介護購入用品助成等、地域包括ケア推進等に関するものでございます。3項介護予防・日常生活支援総合事業につきましては3億2,803万5,000円、事業対象者へのケアプランの作成等に係る事務、訪問型及び通所型のサービスに伴う費用となっております。4項その他諸費は324万6,000円、高額介護予防サービス費相当事業や地域支援事業審査支払手数料となっております。 4款介護サービス事業費2,175万5,000円であります。介護予防ケアプランの作成委託料の件数を見込んだものでございます。 5款保健福祉事業費120万円、地域包括ケアを推進するために地域で高齢者を支え合う事業を実施しようとする団体に対し、開設経費の一部を補助する事業を実施するものでございます。 6款基金積立金119万3,000円、7款公債費10万円でございます。 8款諸支出金115万8,000円、9款予備費5万円となっております。 議案第26号から議案第28号の説明は以上でございます。 ○議長(平林明) 続いて、議案第29号から議案第33号までの以上5件について、一括して提案理由の説明を求めます。 赤澤農林部長。 ◎農林部長(赤澤哲也) 議案第29号 令和4年度安曇野市上川手山林財産特別会計予算について説明をさせていただきます。 令和4年度安曇野市の上川手山林財産区特別会計の予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ177万円と定める。 以下、記載のとおりでございます。 めくっていただきまして、2、3ページの歳入歳出予算で説明をいたします。 歳入でございます。 1款財産収入は132万1,000円で、土地の貸付収入、基金利子等であります。 2款繰越金は44万8,000円で、前年度からの繰越金でございます。 3款諸収入、雑入は木材の販売代金として1,000円を計上してございます。 歳出であります。 1款総務費、1項総務管理費は129万6,000円で、管理会委員への報酬等であります。 2款事業費、1項林業費は20万円で、造林事業に対する負担金です。 3款予備費としまして27万4,000円を計上してございます。 続きまして、議案第30号 令和4年度安曇野市北の沢山林財産特別会計予算について説明をいたします。 令和4年度安曇野市の北の沢山林財産区特別会計の予算は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ100万円と定める。 以下、記載のとおりです。 同じくおめくりいただき、2、3ページでございます。 歳入です。 1款財産収入5万8,000円は、土地の貸付収入と基金利子になります。 2款繰越金は34万2,000円で、前年度の繰越金となります。 3款繰入金は60万円で、財産区の基金より繰入金を予定してございます。 歳出でございます。 1款総務費、1項総務管理費74万1,000円で、管理会委員の報酬等でございます。 2款予備費といたしまして25万9,000円を計上してございます。 続きまして、議案第31号 令和4年度安曇野市有明山林財産特別会計予算について説明をさせていただきます。 令和4年度安曇野市の有明山林財産区特別会計の予算は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ103万円と定める。 以下、記載のとおりでございます。 2、3ページへお願いをいたします。 歳入でございます。 1款分担金及び負担金23万6,000円は、地元管理費の負担金でございます。 2款財産収入の4万3,000円は、基金利子のほか立木の売払い収入等でございます。 3款繰越金は15万1,000円で、前年度からの繰越金でございます。 4款繰入金は60万円で、財産区基金よりの繰入金でございます。 歳出でございます。 1款総務費、1項総務管理費69万5,000円は、同じように管理会委員の報酬及び基金への積立てが主なものであります。 2款予備費として33万5,000円を計上しております。 続きまして、議案第32号 令和4年度安曇野市富士尾沢山林財産特別会計予算についてお願いをいたします。 令和4年度安曇野市の富士尾沢山林財産区特別会計の予算は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ88万円と定める。 以下、記載のとおりです。 2、3ページをお願いをいたします。 歳入です。 1款分担金及び負担金31万5,000円は、地元管理費分担金でございます。 2款財産収入5,000円は、基金の利子でございます。 3款繰越金は16万円で、前年度の繰越金でございます。 4款繰入金は40万円で、財産区基金よりの繰入金です。 歳出でございます。 1款総務費、1項総務管理費は55万9,000円で、同じく管理会委員の報酬等であります。 2款予備費として32万1,000円を計上いたしました。 続きまして、議案第33号 令和4年度安曇野市穂高山林財産特別会計予算についてお願いをいたします。 令和4年度安曇野市の穂高山林財産区特別会計の予算は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ113万円と定める。 以下、記載のとおりであります。 めくっていただきまして、2、3ページ、歳入歳出予算をお願いをいたします。 歳入です。 1款分担金及び負担金29万円は、地元管理費分担金であります。 2款財産収入4,000円は、基金利子を見込んでございます。 3款繰越金は13万6,000円で、前年度の繰越金となります。 4款繰入金70万円で、財産区の基金よりの繰入金です。 歳出でございます。 1款総務費、1項総務管理費86万8,000円は、管理道路の維持等の委託費、基金積立金等であります。 2款予備費として26万2,000円を計上いたしました。 説明は以上でございます。 ○議長(平林明) 続いて、議案第34号及び議案第35号の以上2件について、一括して提案理由の説明を求めます。 久田商工観光部長。 ◎商工観光部長(久田裕治) それでは、初めに、議案第34号 令和4年度安曇野市産業団地造成事業特別会計予算について御説明いたします。 令和4年度安曇野市の産業団地造成事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ248万4,000円と定める。 以下、記載のとおりであります。 2ページ、歳入をお願いいたします。事項別明細書は予算書10ページ、11ページとなります。 2款繰入金は248万3,000円でございます。市内産業団地の維持管理等に関する事務経費等を一般会計から繰り入れるものであります。 3款繰越金、前年度繰越金を1,000円計上しました。 続きまして、3ページの歳出であります。事項別明細書は予算書12、13ページとなります。 1款産業団地事業費248万4,000円は、あづみ野産業団地の雨水貯留浸透施設の管理など維持管理経費が主な内容となります。 続きまして、議案第35号 令和4年度安曇野市有明荘特別会計予算について御説明いたします。 令和4年度安曇野市の有明荘特別会計の予算は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,047万6,000円と定める。 以下、記載のとおりです。 それでは、2ページをお願いいたします。事項別明細書は予算書10ページ、11ページです。 歳入であります。 1款繰入金685万5,000円は、施設維持管理のため一般会計から繰り入れるものでございます。 2款諸収入362万円は、有明荘に係る指定管理者からの納付金、3款繰越金は前年度繰越金として1,000円を計上しました。 続きまして、3ページをお願いします。事項別明細書は予算書の12、13ページです。 1款施設事業費1,047万6,000円の主な内容につきましては、施設維持に伴う修繕費及び工事請負費などであります。 2件の説明は以上であります。 ○議長(平林明) 続いて、議案第36号及び議案第37号の以上2件について、一括して提案理由の説明を求めます。 堀内上下水道部長。 ◎上下水道部長(堀内寅生) 議案第36号 令和4年度安曇野市水道事業会計予算について御説明いたします。 第1条 令和4年度安曇野市水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。 第2条 業務の予定量は次のとおりとする。 (1)給水戸数、3万9,100戸。 (2)年間総給水量、930万立方メートル。 (3)1日平均給水量、2万5,480立方メートル。 (4)主な建設改良事業、主要管路整備工事2億7,488万円、既設管路(老朽管)更新工事1億351万円。 第3条 収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。 収入。 第1款 水道事業収益 22億8,356万4,000円。 支出。 第1款 水道事業費用 19億4,016万1,000円。 第4条 資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。(資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額12億2,544万8,000円は、過年度分損益勘定留保資金6億6,860万1,000円、建設改良積立金5億円及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額5,684万7,000円で補填するものとする。) 収入。 第1款 資本的収入 1億5,456万8,000円。 支出。 第1款 資本的支出 13億8,001万6,000円。 次に、第5条 予定支出の各項の経費の金額の流用以降につきましては、記載のとおりでございます。 それでは、主な内容について予算書により御説明いたします。 予算書4ページからが実施計画、内容の説明については予算書の24、25ページをお願いします。 収益的収入及び支出の収入でございますが、1款水道事業収益、1項営業収益のうち、1目給水収益は18億4,136万7,000円で、近年の動向が減少傾向にあることから、前年度と比べ1,472万9,000円の減額となっております。 続きまして、26ページをお願いします。 収益的支出になりますが、1款水道事業費用、1項営業費用につきましては、水道水の安定供給のために経常的に発生する費用として、人件費や施設の整備費などの減価償却費や資産減耗費を計上しています。令和4年度予算は前年度と比べ4,375万1,000円の増額です。増額の内容として、1目原水及び浄水費の節区分300動力費1億8,091万7,000円が原油価格高騰の影響で増加しております。 次に、30、31ページをお願いいたします。 2項営業外費用が1億6,862万6,000円で、前年度比2,434万6,000円の減額です。このうち1目支払利息等は1,339万8,000円の減額で、企業債の償還が進み、企業債残高が減少していることに伴って減額となっています。 32、33ページをお願いします。 資本的収入及び支出の収入額につきましては、国・県道路改良に伴う工事費の減額により、前年度に比べ負担金が1,354万3,000円の減額となっています。 続きまして、34、35ページの資本的支出をお願いします。 1款資本的支出、1項建設改良費は7億8,246万2,000円で、前年度と比べ4,915万6,000円の増額となっています。主な内容としましては、1目配水設備工事費の節区分290路面復旧費で、豊科明科地域整備事業において実施した管路整備に係る復旧工事の増によるものです。 2項企業債償還金は5億9,755万4,000円で、前年度と比較して114万1,000円の増額となっています。 続きまして、議案第37号 令和4年度安曇野市下水道事業会計予算について御説明いたします。 第1条 令和4年度安曇野市下水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。 第2条 業務の予定量は、次のとおりとする。 (1)排水戸数、3万1,600戸。 (2)年間総汚水量、859万1,000立方メートル。 (3)1日平均汚水量、2万3,537立方メートル。 (4)主な建設改良事業、犀川安曇野流域下水道事業建設負担金1億3,416万9,000円。 第3条 収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。 収入。 第1款 下水道事業収益 42億2,439万8,000円。 支出。 第1款 下水道事業費用 36億4,330万3,000円。 第4条 資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。(資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額17億4,052万2,000円は過年度分損益勘定留保資金2億3,434万7,000円、当年度分損益勘定留保資金8億6,217万5,000円、減債積立金6億4,020万円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額380万円で補填するものとする。) 収入。 第1款 資本的収入 10億542万1,000円。 支出。 第1款 資本的支出 27億4,594万3,000円。 第5条 企業債ですが、下水道施設の整備等のための下水道事業債について、その限度額を1億7,060万円、資本費平準化債を4億9,100万円とし、また、利率の限度額を0.5%以内とするものです。 次の第6条 予定支出の確保の定義の金額の流用以降につきましては、記載のとおりでございます。 それでは、主な内容について予算書により御説明いたします。 実施計画については40ページから、内容説明については予算書の58、59ページをお願いします。 まず、収益的収入及び支出の収入の主な項目について御説明いたします。 1款下水道事業収益、1項営業収益のうち、1目下水道使用料は18億2,429万円で、令和3年度の実績見込みに新規接続見込み分を加えて、前年度比654万7,000円増額で計上いたしました。 次に、2項営業外収益のうち、1目他会計負担金は、国の繰出基準に基づく一般会計からの繰入金で15億9,924万1,000円、2目長期前受金戻入は、水道事業と同様、資産の取得に当たり受け入れた補助金や受益者負担金等を資産の減価償却に応じて順次収益化する会計処理により発生するもので、7億7,028万2,000円でございます。 60、61ページをお願いいたします。 続いて、収益的支出になります。 1款下水道事業費用、1項営業費用につきましては、安定的な汚水処理のため、経常的に発生する費用として、人件費や施設の管理委託費などのほか、減価償却費や資産減耗費など、合計で31億3,727万7,000円でございます。 次に、62、63ページをお願いいたします。 1目管きょ費のうち、節区分250負担金ですが、県に出資する流域下水道維持管理負担金などで、前年度比5,602万円増額の8億8,994万2,000円でございます。 続きまして、64、65ページですが、1項営業費用、7目減価償却費が18億6,020万6,000円でございます。有形固定資産の減価償却費に加え、流域下水道の処理場及び基幹管渠等の建設に当たり支出した負担金等を無形固定資産として整理し、有形固定資産と同様に減価償却を行っております。 次に、66、67ページをお願いいたします。 2項営業外費用につきましては5億402万6,000円で、このうち1目支払利息等につきましては、令和4年度に返済する企業債利息を計上しております。 次に、68、69ページをお願いします。 資本的収入及び支出の収入でございます。 1款資本的収入、1項企業債は、管渠等の整備のために発行する下水道事業債と企業債償還の負担を平準化するための資本費平準化債を合わせて6億6,160万円、2項負担金は、受益者負担金と一般会計からの繰入金で、節区分10受益者負担金は、排水戸数が増加傾向にあるため、排水戸数100戸、年間汚水量を9万1,000立方メートル増加で見込み、前年度比683万6,000円増加で計上しています。 3項補助金は、マンホールポンプ施設改築更新工事、下水道施設統廃合事業に伴う社会資本整備総合交付金で、4,820万円です。 続きまして、70、71ページの資本的支出をお願いいたします。 1款資本的支出、1項建設改良費は2億4,711万9,000円でございます。主な内容としまして、1目管きょ工事費ですが、節区分130委託料で、明科地区、生野地区の汚水処理を犀川安曇野流域下水道処理区へ編入、統合するための設計業務6,876万1,000円を予定しています。2目流域下水道事業費1億3,416万9,000円は、流域下水道処理区域内の中継ポンプ場の耐水化対策工事、終末処理場の汚泥濃縮棟及び管路の耐震工事等に係る負担金を支出するものです。 次に、2項企業債償還金は24億9,882万4,000円で、企業債の定期償還分でございます。 説明は以上です。 ○議長(平林明) 以上で、議案第25号から議案第37号までの説明は終わりました。--------------------------------------- △議案第38号から議案第42号の一括上程、説明 ○議長(平林明) 日程第8、議案第38号から議案第42号までの以上5件のその他議案を一括議題といたします。 最初に、議案第38号について、提案理由の説明を求めます。 矢口福祉部長。 ◎福祉部長(矢口泰) 議案第38号 債権の放棄について御説明いたします。 地方自治法第96条第1項第10号の規定により、債権を放棄することについて議会の議決を求めるものです。 本件は生活保護費の不正受給に係る返還金になります。債務者が死亡され、法定相続人が全員相続を放棄したことにより、債権を回収する見込みがなくなったため、地方自治法の規定により債権を放棄するものです。 債権の額は164万9,379円になります。 以上です。 ○議長(平林明) 次に、議案第39号について、提案理由の説明を求めます。 久田商工観光部長。 ◎商工観光部長(久田裕治) 議案第39号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野しゃくなげの湯)について御説明いたします。 地方自治法第244条の2第6項及び安曇野市公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例第6条第1項の規定により、下記のとおり指定管理者を指定したいので、議会の議決を求める。 1 施設の名称    安曇野しゃくなげの湯 2 指定管理者の住所及び名称    静岡県静岡市葵区千代田七丁目1番29号    株式会社ユアーズ静岡    代表取締役 髙田 学 3 指定の期間    令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間です。 公募による募集を行い、株式会社ユアーズ静岡を選定したものでございます。 説明は以上であります。 ○議長(平林明) 続いて、議案第40号及び議案第41号の以上2件について、一括して提案理由の説明を求めます。 坪田都市建設部長。 ◎都市建設部長(坪田浩昭) 議案第40号 市道の廃止について御説明いたします。 道路法第10条第1項の規定により、市道路線を廃止したいので、議会の議決を求めるものです。 別紙の市道廃止路線調書を御覧いただきたいと思います。 今回の廃止路線は4路線でございます。路線の位置につきましては、2ページから5ページの廃止路線位置図を御覧いただきたいと思います。 2ページ、整理番号1の豊科2182号線につきましては、当該区域一帯で商業施設への開発行為に伴う道路新設による市道の終点変更による廃止となります。 3ページ、整理番号2は、このたび廃止する市道豊科3510号線は、地元区の農業団体が農道として整備したい申出があることから、現地を確認したところ、沿線の利用状況、道路幅員等、農道として管理することが適当と認められることから、市道廃止を行うものであります。 4ページ、整理番号3の穂高0178号線につきましては、道路管理者の変更に伴い市道廃止を行うものです。本件道路は合併前の穂高町時代に町道認定したものでありますが、1級河川の堤防道路で、市が管理する必要がないため、長野県安曇野建設事務所と市道廃止に向けた協議を進めてまいりました。今後においては安曇野建設事務所が維持管理を行うものとして調整が図れたことから、市道廃止を行うものであります。 5ページ、整理番号4の三郷1152号線につきましては、一般の利用がなく、今後も見込まれないため、市が市道として管理する必要性がないことから、市道廃止を行うものであります。 続きまして、議案第41号 市道の認定について御説明いたします。 道路法第8条第2項の規定により、市道路線を認定したいので、議会の議決を求めるものです。 別紙の市道認定路線調書を御覧いただきたいと思います。 今回の認定路線は3路線でございます。路線の位置につきましては、2ページから4ページの認定路線位置図を御覧いただきたいと思います。 2ページの整理番号1の豊科2260号線は、商業施設の開発行為に伴い新たに築造された道路であり、市道として管理すべき道路でありますので、市道認定するものであります。 3ページの整理番号2及び4ページの整理番号3は、いずれも宅地造成に伴い新たに築造された道路であり、市道として管理すべき道路でありますので、市道認定するものであります。 以上であります。 ○議長(平林明) 続いて、議案第42号について、提案理由の説明を求めます。 赤澤農林部長。 ◎農林部長(赤澤哲也) 議案第42号 安曇野市・松本市山林組合規約の変更について。 地方自治法第286条第1項の規定により、安曇野市・松本市山林組合規約を別紙のとおり変更する。 変更の理由及び内容でございます。 安曇野市豊科田沢にございます217筆の山林を管理、経営するため、安曇野市及び松本市において一部事務組合を組織し、安曇野市・松本市山林組合を運営しております。当山林組合の運営等を定めました本規約の第3条に、組合の共同処理をする事務を規定しており、管理、経営する山林の所在地番とその面積を記載しております。 このたび長野県が実施いたしました国道143号線の歩道整備に伴いまして、当組合が所有いたします山林の一部を歩道の用地に提供したために、経営面積が300平方メートルほど減少いたしました。この減少しました面積の記載変更が今回の変更の理由でございます。 別紙をお願いをいたします。 安曇野市・松本市山林組合規約第3条中、「2,931,888.6㎡」を「2,931,588.6㎡」に改めます。また、別表中の「8071-1、20,217」を「8071-1、19,917」に、「2,931,888.6」を「2,931,588.6」に改めます。 附則でございますが、地方自治法の定めにより、本規約の変更についての今議案議決後に長野県知事に規約変更を申し出、許可を受ける必要があるため、施行日につきましては、その許可の日からとしております。 説明は以上でございます。 ○議長(平林明) 以上で、議案第38号から議案第42号までの説明は終わりました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(平林明) 以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。 ここで、今後の日程につきまして御報告申し上げます。 明日2月16日から2月21日までは、議案調査等のため本会議を休会いたします。次回の本会議は2月22日午前10時からとなります。時間までに御参集ください。 なお、一般質問をされる方及び2月22日に議案質疑をされる方は、それぞれ所定の通告書に記載の上、明日2月16日正午までに提出願います。 本日はこれをもって散会いたします。 大変お疲れさまでございました。                              (午後零時23分)...